「マタニティフォト」とは、妊娠中であるママの姿を撮影した記念撮影・写真のことをいいます！生まれてくる赤ちゃんとの「初めての家族写真」とも言えますね♪
日本では、新生児が産まれた後に「お宮参り」「お食い初め」「初節句」など、撮影をする節目がいくつかあり、大きく成長した後も七五三、入学式、成人式など、記念写真を撮影する機会は多いかと思います。しかし「妊娠」という大切な節目に写真を撮影する、という考えはあまり一般的ではありませんでした。
しかし妊娠をしている期間は一生のうちの限られたときだけ。しかも、お腹のふくらみや胎動を感じられる時間はより少なく、尊いものです。そんな幸せな瞬間を記念に残せるのが「マタニティフォト」なのです。
ここでは、そんな「マタニティフォト」の撮影時期やアイテム・場所などについてのポイントをお伝えしていきますね。
Point１：マタニティ撮影の時期はいつ？
妊娠されているママのお腹の大きさにはもちろん個人差がありますが、妊娠中期ごろまではお腹のふくらみが足らず“妊婦さん”らしさが薄れがち。せっかく記念に残すなら！とお思いのママなら、妊娠9ヶ月(妊娠数週32～36週目ころ)がよいとされています。この頃は、妊娠特有のつわりなどの体調不良も少ないことから、母体への影響も考慮している時期と言えるでしょう。
なお、第２子以降でマタニティ撮影を希望される場合は、第１子のときよりも少し早めに撮影時期を見積もっておくと良いかもしれません。一般的に経産婦は、お腹が膨らむ時期も早いと言われており、妊娠中期でも大きなお腹で撮影できることがあります。
Point２：マタニティ衣装は用意した方がいい？
最近ではSNSの普及で“マタニティドレス”といわれるオシャレな衣装が、たくさん販売されています。デザインも様々で、ふくよかになった妊婦さんのボディーラインを隠しながらも、お腹のふくらみだけを強調してくれる衣装や、結婚式を実施しなかったカップルに合わせて、ウエディングドレスのようなデザインもあるようです。
また「マタニティフォト」を調べた、または見たことがある、という方の大半はチューブトップやビスチェに、マキシスカートやロングスカートを合わせた、セパレートタイプのスタイルを思い浮かべる方も多いかもしれません。海外モデルのような雰囲気にもなり、お腹のふくらみも強調されるので素敵ですよね。
しかしマタニティフォトは、妊婦さんの体調を考慮することが最優先事項。新たに衣装を購入されずとも、体に負担のかからないいつもの服装で撮影されることをおすすめします。例えば、ご主人やご兄弟と一緒の撮影ならおそろいのTシャツで揃えても良いですよね♪
ドレスやオシャレなスタイルにこだわらず、自由な発想でマタニティフォト用の衣装をご用意してみてくださいね。
Point３：一緒に撮影するアイテムはコレ！
妊婦健診ではエコー写真をドクターからもらえる産婦人科が多いです。せっかくですから、お腹の中の赤ちゃんの様子が伝わるエコー写真と一緒に記念に残してみてはいかがでしょう。初めてのエコー写真、一番最近もらったエコー写真など数枚をご用意してガーランドにすれば、お腹の中の成長を一緒に記録する良い記念になるでしょう。
その他にマタニティフォトで撮影映えするアイテムは、事前に買い揃えたベビー服やシューズです。新生児用のベビーグッズは小さくって、とってもキュート。出産・育児準備品で購入したグッズと一緒に撮影をすると、パパママからの「楽しみに待ってるよ」という気持ちが伝わる写真になります。
Point４：おすすめの撮影場所はある？
専用スタジオを用意する写真館などもありますが、ここではロケーション(屋外での)撮影をおすすめします！
自然がきれいな公園、ふたりの思い出の場所など、撮影場所はたくさんありますが、どんな写真を残したいか一度イメージしてみてください。なお、屋外での撮影では、妊婦さんの体調を優先するため雨天でも撮影を決行する可能性があります。この場合は室内の撮影スポットが充実している施設をセレクトするのがおすすめです。
また、おふたりが挙式・披露宴を実施した場所で、改めて撮影してみるのも良いかもしれません。ふたりの思い出が詰まった会場で、新たな思い出を作ることができますよ。
いかがでしたでしょうか？
せっかくのマタニティフォトです。「ああ、こういうポーズが良かったな」とあとから後悔しないためにも、ぜひいろいろな参考例を参照してイメージを膨らませてみてくださいね。
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